しのだちぃ

元アートディレクターです、独自のイラストを添えて連日更新しております、、

あした晴れるといいね、、


これは書籍ではありません、▲わたしの挿絵です、、



朝、7時前に目が覚めた、、
すごく寒気がする、、
わたしは夜中に布団を蹴散らしたようで、
背中と腕に妙な痛みがある、、


熱はない、寒気が出たら、
まずは体温を上げることが優先だと聞く、
湿度にも配慮し乾燥を避けなきゃ体温が低下する、、


とにかく温かいスープでも飲んで体を暖めようと、
わたしは熱いカボチャのスープを口にした、、
でも、カンタンには寒気は治まらないようだ、、
今日は図書館に本を戻しに行かなくてはならない、、



昨夜、今日のお昼は気温は23度まで上がって、
春らしい天気になると予報にでていた、、
わたしはそれまで、もう少し布団に包まっていれば。
この寒気は治るだろうと布団に潜り込んだ、、


わたしは目を閉じると、ふっと頭に浮かんだ、、
高校生の時、仲良しだったあのAちゃんと
わたしは前の日に出掛ける約束をした時のこと、、


あした晴れるといいね、と、
お互い同じことを同時に云ったといい、
Aちゃんはわたしに指をさして大袈裟に笑った、、
そんな楽しいこともあった、、





わたしは2時間ほど眠ったようだ、、
気温も上がっている、もう寒気が取れている、、
わたしはいつものように、
ラジオ体操をしてからストレッチをこなし、
最後に腕をぐるぐる回して終わる、、
よし、これでいい、今日も元気でいれる、、


わたしはもうすぐ出掛ける、、
予報通り今日はすごく天気いい、、
この4月の下旬が一年中で、
わたしはいちばん元気が出る時期だと思う、、


あした晴れるといいね、、
と約束をしたのはこの時期だったし、
わたしは気分よく地下鉄の駅にチャリで向かう、
そして転ばないように、ゆっくりと走らせる、、




Love Me With All Of Your Heart - Engelbert Humperdinck (played on guitar by Eric)


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いくら考えても、ない、、




う~ん、ブログを更新しようにも、
どう頭をひねっても、ネタがでてこない
と言うよりあるはずがない、、


わたしは数日も、
部屋のおなじ景色ばかり眺めている、、
今年になって誰からも電話もない、
こんなだからネタなどあるはずがない、、





わたしは立ち上がる、
ここで一瞬動きが止まった、、
わたしは何が必要だったのかわからない、
う~ん、思いだせない、、


元の位置に戻れば思いだすはず、、
これは物忘れじゃない、ボケだと思う、、
こんな時はトイレに入るに限る、、





思いだした!、ガスの請求書だった、、
遅くても毎月20日までに、
この郵便受けに投げ込まれているのに、
まだ届いていない、ただそれだけのこと、、
これが、今日わたしの心配ごと、、




こんな時、伴侶がいれば、、
そうは思いもするけど気を使われたり、
愛想を振りまくのは、わたしの性分ではない、、
それが寂しい今の現状と言える、
動かないと思いだせない、、


ネタは外に出ないから思いつかない、
ということで、今日はこんな記事に、、





Музыка 2021! Восхитительная мелодия нежной любви, Это Самая Лучшая Музыка для снятия усталости...


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それにしても、今日の一日は長い、、


今日は月曜日、、
わたしは5時に起き、軽い朝食をすませると、
溜まった洗濯物を袋に詰めてチャリのカゴにのせた、、


外はまだ薄暗く大通りを走る車はないが、
来ればこの時間は猛スピードで通過するので怖い、、


最近、わたしは交差点を渡るのを心配する、、
歳とともに、のろまになってしまったようで、
信号が変わるまで転ばずに渡れるかいつも焦る、、
でも、今はチャリだから多少は気が緩む、、



それでも、わたしは用心のため、
わたしはここにいますよ、とばかりライトを
照らしてコインランドリーに向かった、、
とうぜん一番乗りで到着、、


コインランドリーの前は団塊世代の
お年寄りが多く住む大型団地で利用する方が多い、
それで、わたしと同様に手間のかかる方がいる、、


特に週末は順番待ちを示すように、
つぎの方がテーブルに洗濯物を置き去りにして
隣りのスーパーでのんびり買い物をするから
余計に時間がかかるのです





そんなわけで、わたしは浴室に洗濯物を溜めて、
月曜日の早朝にコインランドリー行くと決めていた、、
わたしはドラムに洗濯物を入れた、
1000円分のコインを入れスイッチを押す、
洗濯乾燥で65分の表示を確認した、、


1時間後、わたしは洗濯物を持ち帰ると、
色褪せたデニムのシャツにアイロンを掛ける、
わたしはお腹がグーグー鳴るのが気になる、、


だけどお昼まで、まだ4時間もある、
おクスリの関係でわたしは我慢することにした、、
この後は特にすることがない、時間が有り余っている、、
でも、早起きしたおかげで、
今日の一日が特別長く感じて得した気がする、、


わたしは部屋をうろつきチェックを始めた、、
シャンプー、マジックリン、マイペットもよし!、
ついでに、洗面台をきれいに磨いた、こでれいい、、
お昼までもう少し、それにしても今日の一日は長い、、




Love Me With All Of Your Heart - Engelbert Humperdinck (played on guitar by Eric)


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姉の云うことはゼッタイだった、、

これは書籍ではありません、▲わたしの挿絵です、、


母から、あんたは高校にやれない、、
そう云われたのは、わたしが15才の時だった、、
その日はわたしの誕生日だったけど、
とうぜんのように何もないまま終わった、、


それが炭住地に住む、
ご近所のしきたりだったようで、
仲良しのみっちゃんも、
しずちゃんも誕生日が来ても
家で祝うことなど口にすることはなかった、、


わたしは母が高齢で産んだ
兄姉三人から年の離れた子で、父が定年退職して
5年が経過した苦しい時期でもあった、、



それに、わたしは早生まれで、
あんたの偏差値ではみんなに遅れをとるよ、、
と母がわりだった姉の云うことは
わたしには絶対的なものだった、、


わたしは働きながら夜学に通うことにした、、
何もわからないまま大人に混ざり、
頭を小突かながらも仕事を終えると、
わたしはその足で学校に通った、、


でも、毎日気になることがあった、
姉は、わたしに手の荒れと爪の汚いのは最悪だといい、
最低でも、手はきれにして学校に行かなきゃ、、
と姉は給与前のわたしにポーチに入れた
ハンドクリームなどをくれた、、





教室で荒れた手を晒すのが恥ずかしかった、
わたしは机に置いた教科書をボールペンの先で
その都度捲ったりもした、、


夜学を卒業するとわたしは上京した、、
マンガ家のアシスタントを勤め、
その後デザイナーに転向するため
学校に通いながら多くのバイトを重ねた、、


夜中に仕事を終えると、
わたしはガード下の赤提灯を吊るした屋台で
遅い夜食におでんを注文した、、


当時はコンビニなどなく限られた店さえも、
その時間は店を閉めていて、毎夜おでんを口にする、
わたしはしだい苦痛に変わった、、


そのおでんを、今、わたしは食べようとしている、
これはイオンで買った袋詰めで安くて飽きがこない、
食材が高騰しているのに、この味、この値段は
当時とさほど変わらない、ありがたい、、


わたしはどんぶりに入れたおでんの大根を
箸で刺したまま、亡くなった姉を思い浮かべ、
いつまでも口にしないでいる、、





Hey Paula - Paul & Paula (played on guitar by Eric)


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人のふり見て我がふり直せ、、



人は一人では生きていけないよ、、
わたしは、その言葉は幾度となく耳にした、、
それは確かにそうだと思う、
わたしは老後の不安が繰り返し頭に浮かぶ、、


この先をどうすればいい、、
そう思うと、わたしはあの時のことは
多少のことは目をつぶって妥協しておれば、
こんなわたしではなかったのにと後悔する、、


人にはそれぞれ事情というものがある、
それを誰もが気遣い、やがてわたしから遠のく、、
わたしは独り身の寂しさを紛らわすために、
今日も二駅先の体育館にいそいそと出掛けた、、



体育館には団塊世代と思われる、
いつもの顔ぶれに会う、
とは言っても挨拶をすることはない、、
わたしはインターバルの間、
その人たちの運動を遠目に見ている、、


インストラクターの経験者であった
わたしからすれば、あの人も、この人も、
正しいトレーニングのやり方ではない、
ヘタするとケガをする、、


家族に迷惑を掛けたくないから鍛えるのか、
居場所がなくて来ているのだとすれば、
わたしは、やさしく見守っていようと思った、、



しかし、どんなやり方であっても、
マシン、バーベル、ダンベルを使う
トレーニングの後は確実に筋肉痛がくる、、


たとえば、その夜は筋肉のハリがあり、
翌日は筋肉の疲労日、次の日は筋肉の回復日、
そして超回復日、安定日となって筋肉が強くなる、、


この中4日、中5日で誰もがこの運動を繰り返す、
これは、よく耳にする野球のピッチャーの当番日で
表現される、それを心地よいと思う人もおれば、
その痛さに我慢できず病院に駆け込む人もいる、、




わたしはこのトレーニングを週二回の目安で
かれこれ25年近く続けてきた、
これもいわば孤独の寂しさから逃れるためだと言える、
でも、それを訊く人はいないし、言うこともない、、


わたしはメニューを終え着替えると、
その足で図書館に移動した、
図書館では、新聞を広げて眠そうにしている
人もいれば、膝の上に置いた本に
目を通すこともせず眠っている人もいる、、


このお年寄りも家では居場所のない人かも、
もしくは伴侶のいない寂しいひとり者のように
わたしは思える、、


人のふり見て我がふり直せ、だとすれば、
わたしも同じカテゴリーに入る、、
わたしは本を借りると、すぐに図書館を出た、、


わたしは、まだすることがあるし、
この先も一人で生きていかなければならない、、
そう思うと、わたしはいつもより背筋を伸ばして、
力強く歩いて駅に向かった、、


そんなじぶんの姿は滑稽に思えた、、
これは、わたしの居直りともいえる、、
駅の階段を下りた頃に筋肉痛を感じた、、
今日は、早く寝なきゃ、
わたしはまた繰り返し老後のことを考え、
寂しさと闘わなければならない、、





Музыка 2021! Восхитительная мелодия нежной любви, Это Самая Лучшая Музыка для снятия усталости...


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