しのだちぃ

元アートディレクターです、独自のイラストを添えて連日更新しております、、

寝ても覚めても、また寝る、そして失敗する、、


わたしは仕事柄、
数10年もの間、昼夜逆転の生活だった、
それが三度の入院生活で一変してしまったです、、




夜はきっかり9時半に看護師さんが消灯、
眠れないので睡眠剤に頼って朝は5時の起床でした、、
わたしは車椅子を拒んで、
点滴スタンドを押して洗顔に向かう日が続いた、、


朝食は6時で、その後は回診を待つだけの一日、、
これはさすがに退屈で、
わたしは何度も寝る習慣がついてしまった、、
いわば、昼寝、夕寝、いえ、四六時中寝てた、、




それが、今でもすっかり板についてしまって、
一日の半分は寝ている気がする、とは言っても
おクスリの副作用で、どうしてもふらつくので
くれぐれも注意が必要なのです、、


さて今日の朝ごはんは、
食事制限があるのでトースト1枚には何も塗らず、
リンゴを4分の1とゆで卵を1個に少々の野菜サラダ、
そして、コーヒーは極端に薄くしてカップ半分を飲む、
といった具合に何とも味気ない食事なのです、、


お昼は食べたくないのだけど、
食後のおクスリがあるのでそうはいかない、
3時になって、わたしはようやくキッチンに立った、、
今日は雨が降っているからいくぶん涼しいので、
うどんにしたのだけど、どんぶりに入れるはずの卵を
足元に落としてしまった、、




あ~これは、またもチョンボ、、
わたしは、それをしばらく茫然と眺めたあと、
ティッシュで何度も拭いた、、


そして仕上げに濡れ雑巾で、とそうは思ったのだけど、
何を思ったのか、手が届くところの雑巾が目に入らず、
肩にかけていたタオルで床を繰り返し、
ゴシゴシと丁寧に拭いてしまったのです、、


そして、どきあがったうどん、、
そう、この時期に食べるとあれば汗びっしょりで、
味よりも汗が気になるわけですよね、、
もう要らない、とわたしは3分の1ほど残した、、



それで、肩に掛けたタオルで額の汗を拭った、、
えっ、顔がべたつく?、、
これは床にこぼれた卵を拭いたタオルです、、
あ~、もう情けない、わたしは床を拭いたタオルを
また肩にかけていたのです、、


これはボケなのか、いや、うっかりなのか、
そんなことはどうでもいい、、
右脚がピリピリ痛むのとおクスリの副作用が
気になり、何ごともスムーズに事が運ばないのです、、


誰かが傍にいれば、さんざん言われるだろうけど、
生憎、そんな人はいない、、
わたしは、笑ってすますしか、、いえ、
やっぱり情けなくて涙が零れます、、





Музыка, успокаивающая усталое сердце. Музыка для очищения головы - Лечебная музыка


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