わたしが日本語ボランティアをやめて3年が過ぎる、、
毎年この時期になると、
生徒さんを連れて花見をするのだけど、
もうその必要もない、、

そうなれば、この時期はいつになく
わたしは寂しい気持ちにもなるというもの、、
もしかすると突然「その後いかがお過ごしですか？」
と連絡がくるのではと、そう思いはするけど
それは、わたしの叶わぬ期待であって
結局は昨年も、なし崩しに終わった、、

ボランティアとはいっても
生徒さんは遠い国から親元を離れているし、
1日400円で生活していますと言えば、
わたしは可哀想だと思い、何かと差し入れをしたりして
結構おカネをつかった、もうそれはできない、、

今後また入院となれば倹約しなければと、
わたしは思い切ってボランティアをやめた、、
もうすぐ近くの大きな家の庭先に
樹齢200年ほどの大樹に見事な桜が咲く、

程よい植え込みのブロックに、
わたしは腰を下ろして今年もここで一人、
のんびり花見をすませることにしている、、

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