しのだちぃ

元アートディレクターです、独自のイラストを添えて連日更新しております、、

これの何処がどう違うの、、



今日は特に記事にすることがないので、
わたしが描くイラストの手順を掲載しております、、


これの何処がどう違うの、、
というのはスマホを手にした女性のことです、、
もう少し顔をあげて、腕を伸ばさなきゃ、
狙う被写体が撮れないでしょう!、


はい!肩の力を抜いて、という風に
わたしは時間を掛けてブログ上の五女に、
何かにつけて注文を付ける、、





大して違わないのにわたしは拘る、、
それも4時間以内で、、
これを超過すると集中力が途切れて投げ出す、、


たかがブログの挿絵なのに、この根性、、
それを他で生かせば、また違った生活があったろうに、
そういう風に思ったら、わたしは描けない、、




Я под впечатлением от этой потрясающей мелодии !!!БОЖЕСТВЕННАЯ КРАСОТА ЦВЕТОВ... Сергей Грищук


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雨宿りして、改めて思ったこと、、



朝から雨、、
今日は病院に行く日だ、、
だけど雨だし日延べしようかと
迷ったりもしたけど、
わたしは昨日で薬を切らしてしまって、
日延べはできない、、


今は小雨だから大したことはないと、
わたしは思い腰を上げて内科医院まで
チャリを走らせた、、





血液サラサラのおクスリと、
胃の負担をやわらげるいつもの消化剤を
二週間分もらった、、
それをリュックに仕舞い込むと、
わたしはその足で近くのコンビニに向かった、、


お昼はいつものスパゲティーに、
ツナマヨおにぎりに食後は紅茶花伝ミルクティー、、
わたしは財布からクオカードを
取り出そうとするけど見当たらない、


仕方がない現金で支払おうと、
うっかり100円玉を1枚床に転がしてしまい、
わたしは慌てて拾った、、


きっちり料金をカウンターに置いた、、
するとレジの小母ちゃんから、
現金はここの精算機に入れてください、
と指をさされた、、




えっ!?、、
この店は先月まで手渡しの清算だったのに、
いつの間にか精算機に代わっていた、、
わたしはそれに気づかず現金をきっちり
カウンターに置いた、、


(そういえばカウンターに受け皿がなかった、)
わたしは恥ずかしい、、
すっかりボケてしまったのか、クオカードを探し、
小銭を落として追いかけるように拾い、
お釣りが要らないようにカウンターに置いた、、


後ろでお客さんが待っていたし、
さっさと千円札二枚で払えばよかったのに、
わたしは情けなくて、
言いようのないくらい落胆した、、



店を出ると雨は土砂降りに、、
わたしは軒下でしばらく待つことにした、、
手にした財布を見るとクオカードは
いちばん目につきやすい外側に差し込んでいた、
昨日わたしは取り出すいいようにそうしたのです、、


それを忘れて財布の中のカードを捲って探した、、
わたしは雨で塗れたチャリのサドルを拭きながら、
恥ずかしい、あまりにも情けない、
手の掛かる面倒な年寄りになってしまったんだと、
わたしは大きなため息をついて空を仰いだ、、



雨が止んだ、、
眩しいほどの明るい空に変わった、、
わたしは、転ばないように転ばないようにと、
ゆっくりチャリを走らせた、、


もう何ごとも思うようにいかない、
わたしはそんな歳なんだと、
改めて知らされた、雨宿りだった気がする、、






Я под впечатлением от этой потрясающей мелодии !!!БОЖЕСТВЕННАЯ КРАСОТА ЦВЕТОВ... Сергей Грищук


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年寄りである、わたしの言い分、、


福岡の今日の気温は28℃、、
春は過ぎて、もう夏みたいな天気です、、





明日は、わたしの定期検診日です、、
14日前の検診日にわたしは、
どうして、ひどくふらつくのでしょうか、
スリッパを踏み損ねただけで大きくよろめくし、
お風呂で泡に足を滑らせて尻もちをつく、、
これは老化現象かと、わたしは先生に訊いた、、


「明らかにそうですね、、
それはクスリのせいではありません、、
ヘタすると頭を強打して大変ですので、
見た目など気にせず、年相応に用心しなければ、、」
と先生はキーボードを叩きながら何気なく云った、、




「身体を洗うときは、
後ろ向きに転ばないようにマットを敷くとか、
椅子に座るなど年相応に用心しなければ、ね、」
わたしは何を期待したのか、
先生はありきたりのことをわたしに返した、、


わたしはまぬがれようのない老化だと、、
お風呂のマットや椅子は買えばすむけど、
チャリに積めない、タクシーでないと持ち帰れない、、
ネットは買うのは面倒だと思った、、



わたしは居直った、、
もう年寄りだし見た目はそこそこでいい、、
帽子を被って、しつこくマスクをして、
転ばないように出かければ怖いものはない、、


要は理想など捨てて、
毎日を元気で暮らせばいいわけです、、


明日は検査日です、、
このおクスリを飲むと痒いです、
もっと軽いおクスリはありませんかなどと、
要らぬことは云わず、わたしは年相応に
大人しく従うことにします、、





Coeur de Pirate - La Vie Est Ailleurs (Radio Edit)


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ソメイヨシノが終わると八重桜、、




金曜日の午後、もう桜は終わって、
人出は少ないだろうと、
わたしは図書館に出掛けた、、


地下鉄で大濠公園を通り越し、
次の駅で降りたのだけど
意に介さない人で溢れ、
わたしは桜見客の最後尾についた、、


城址内の桜ソメイヨシノは終わったはずなのに、
今日は金曜日で桜見の名目で愉しく集い
飲み食いできれば桜は多少でもいいんだ、、
わたしはそう解釈した、、





沿道はソメイヨシノに代わって
お堀を取り囲むように八重桜が満開になっている、
(先週は蕾だったのに、、)
彼らは、この八重桜には興味はないみたいで、
「このボタンの花みたいの、これも桜なのかなぁ、」と、
女性たちは八重桜には興味なさそうに云い、
両手に荷物を提げで城内に向かう、、


わたしは賑わいから離れ左の沿道に足を向けた、
借りた本の返却日が一日過ぎていることもあって、
わたしは腰が痛いのに図書館に急いだ、、



期待したほどではなかったことで、
リックに入れているニ冊の本が重く感じる、、
窓口で返却すると何も言われなかった、、


わたしはポケットからメモをとりだして、
書棚に並んだ本を探す、おかしい、、
期待した作者の本が消えている、、


わたしは先月から10冊ほど借りたその中で、
この作者は当たりだったからメモをしておいた、、
せっかく来たのだから、とわたしは
群ようこの二冊を自動貸し出し機に載せた、、




この本は当たりか、外れか、
わたしは読んでみないとわからない、
「衣もろもろ」「ゆるい生活」の二冊、、


わたしは、それをリュックに仕舞い込むと、
また八重桜の下を通って地下鉄駅に向かった、、


思うに、この八重桜はテーブルに零れた
イチゴシロップのかき氷を何度も拭いてから
グチャグチャに丸めたテッシュのようだ、


わたしはイチゴシロップの
かき氷をしばらく口にしていない、、





Hey Paula - Paul & Paula (played on guitar by Eric)


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桜とアパートのおばあちゃん、、




近くの樹齢200年ほどの
ソメイヨシノが是見よがしに咲き誇っている、
でも、それも終盤だろう、、
わたしは足を止めて桜に見入る、、
花びらの中心が白から赤に変わっているから、
たぶん今週末は桜吹雪になるだろう、、


この町内は東南アジアから来た
若者たちが住むアパートが多数あるけど、
彼らはこの桜の前で足を止めることはない、、



文化の違いだろうか、
彼らはコンビニやスーパーの勤めが忙しいせいか、
もしくは、桜はさほど興味がないようにも思える、、


近くのアパートに住む一人暮らしのおばあちゃんは、
植え込みの横に置いた椅子に腰をかけ、
「この桜、誰が片づけるのよ!」と呟いて、
わたしの気を引く、、


わたしは、それに応えるように軽く会釈した、、
「あなたに言ったんじゃないの、、
ただね、掃いても掃いてもキリがないのコレ、、
毎年、あたしが片づけなきゃ、誰もやらないのよ、、
あたしは、それが言いたいの!、、」


おばあちゃんは桜の花びらをゴミのようにいう、、
地面に落ちてしまえば、そうも云えるけど、
それでは情緒もへったくれもない、、




おばあちゃんは、
辺りかまわず通りすがりの人に声をかけて
寂しさを紛らわしているように思える、、
わたしはわかる、頷ける、、


あと数年もすれば、わたしも似たり寄ったり、、
おばあちゃんが片づけるのを手伝ってよ、
と云うのであればわたしはそうすると思う、、


でも、おばあちゃんは数日後は
桜吹雪の下で箒を手にして道行く人に
小言を言うのを楽しみにしているように
思えるのだけど、どうだろうか、、


わたしは足早に、その場を去った、
もちろん散った花びらを踏まないように、、





Love Me With All Of Your Heart - Engelbert Humperdinck (played on guitar by Eric)


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